2017年05月08日

リアリティセラピーは質問技法を駆使します。

選択理論心理学をベースとしたカウンセリング技法を「リアリティセラピー」と呼びます。

リアリティセラピーの特徴は、何といっても多彩な質問技法です。
例えば、「一番しんどい状態を10とすると、今はどれくらいですか?」とスケーリングを使って、相手の状態を明確にする質問もあります。

他にも「○○だったらどうする?」という仮定の質問をしたり、「もし、あなたがこう言ったとしたら相手はどう変わったかな?」と自分の行動の再評価を促す質問を使うこともあります。

いかに相手に不快な思いをさせずに、上手に聞き出し、そして選択理論的な行動ができるように支援していくか。

これを効果的に行うための技術が質問技法です。

リアリティセラピーでは質問技法をクライエントの様子や会話の流れを見ながら、タイミングよく繰り出していきます。
これによってクライエントの洞察が早く進み、そして解決の糸口が早く見つかります。

糸口が見つかれば、そこに至るのにどうやって進めていくかを考えて、実践していくことです。

もし、難しければ、何が難しかったかをもう一度検討して、再度計画を立て直していきます。
しかし、困難な状況に陥ると、当然クライエントは混乱してしまい、どうしていいかわからなくなります。

その時に再度質問を投げかけ、しっかりと傾聴していくことを通して、クライエントの上質世界をクリアにしていくことで、次どうするかが見えてくるのです。

研究会ではロールプレイを通して、質問技法の練習を行っています。

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2017年04月26日

2017年5月の神戸研究会のご案内

2017年5月の神戸研究会のご案内です。
今回は基本的欲求のお話をさせていただければと思います。

選択理論では「人は内側から動機づけられている」と教えてくれています。
これは人は欲求を満たすために行動を起こしているということを意味しています。

この欲求のことを基本的欲求と呼びます。

今回はこの欲求について、各々の欲求の強さを調べるワークをします。
その上で、欲求の適切な満たし方と同時に、欲求の適切な満たし方・コントロールの仕方についてお話をしたいと思います。
ちなみに基本的欲求を抑えることはできません。しかし、適切な満たし方を学ぶことによって上手にコントロールすることは可能です。

この概念を知ると、自己理解だけではなく、セルフマネージメント、アンガーコントロールがかなり上手になるので、ぜひ一緒に学びましょう。

《記》
テーマ:自分の基本的欲求を知る、欲求のコントロールの仕方

リード:田中勝悟 (臨床心理士・選択理論心理士)

日程:2017年5月21日(日) 13:30~16:00

場所:神戸市勤労会館 応接会議室(4階)
※ なるべく少人数で密度の濃い学びをしたいので先着10名様までです。

JR三ノ宮駅東出口下車で徒歩3分、神戸市中央区役所の隣にあります。
9階建てのビルで5階と6階以外が勤労会館になります。

参加費:1000円

参加希望は右のメールフォームからどうぞ。
また、コメントからもご予約が可能です。

6月は6月4日の予定です。
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2017年04月25日

自分の上質世界をしっかりと見つめなおすこと

上質世界というワードは、選択理論心理学の中でもとりわけ重要なものです。

ただ、これほど難解な概念もありません。

グラッサーは「上質世界が選択理論の中で一番難しい概念だ」と生前話していたようです。
(昔、上級講座を受けた時に柿谷会長から聞きました)

上質世界とは、自分にとって「人生の質を高めてくれる」と思えるものが入っている世界です。
人は上質世界にあるものに近づくように行動を取るようプログラミングされています。

例えば、夏の暑い時に目の前のぬるい水道水があれば、あなたはそれは飲むでしょう。
しかし、その横にキンキンに冷えたミネラルウォーターがあればどうでしょうか?
もしくはポカリスエットや麦茶があればどうでしょう?

それでもぬるい水道水を選ぶという人は少ないと思います。

しばしば、「こっちの方が良い」と思ったことを人は選択します。
例え効果的でない行動であっても、それが上質世界に入っていれば、その行動を続けることもあります。

具体的に言えば、叱っても怒っても効果がないのに、子どもを怒り続ける人は大変多いです。
それは「怒れば人は正しい行動をする」という考えが上質世界に強く入っているためです。
「良いところを見つけて伸ばす」という方法もあるはずですが、「怒れば人は良くなる」という信念が上質世界にあるために、無意識的に「怒る」という行動を取ってしまう人は大変多いのです。

大切なことは、自分の上質世界に何が入っているのかをしっかりと見つめなおしてみることです。

怒りっぽい人の特徴は、「自分が怒っている」ということになかなか気づけません。
そのため、まずは「怒っている」ということを自覚することが自分を変えるスタートとなります。

それと同じで、「自分の上質世界に何が入っているか」を見つめなおし、理解すること。
それが自分を知るヒントになり、セルフコントロールの手掛かりにもなるのです。
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2017年04月03日

嫌なことと思うのも選択

人生、生きている間に嫌なことというのはたくさんあります。

私はこういうブログを書いたり、カウンセラーとして働いたり、研究会の支部長をしていますが、本来はかなりポンコツな人間です。

視野も狭いし、失敗も多いし、怒られることも多々あります。
嫌に感じることもたくさんあります。

この場合、「嫌だ」と思うことについて、選択理論的に言えば、「私は嫌と思う選択をしている」ということになります。

幸せかどうかは私たちの選択によります。

例えば、怒られたという場合、「嫌なことを言いやがって」「なんであんなに言うんだろう」と思う選択をすれば、私たちは惨めさを感じます。

しかし、「ありがたい、私の欠点を教えてもらった」と思う選択をすれば、その人に感謝するようになり、逆に「良い機会をくれた」と幸せを感じる選択をすることができます。

このように私たちは人生のいろんなことを選択しているのです。

選択しているということを意識するだけで、私たちは簡単に幸せになることができます。
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2017年04月02日

2017年4月の神戸研究会のご案内

2017年4月の選択理論心理学会 神戸研究会のご案内です。

グラッサーは選択理論を学ぶ際にロールプレイを行うことの重要性を指摘しています。
選択理論は単なる知識を学べばいいというものではなく、実践の中で体得していく心理学です。

外的コントロールではなく、内的コントロールの生き方を身に着けていくことで、私たちは幸せになっていきます。
もちろん、「確実に」とまでは言えません。
生きていく中では私たちは嫌なことはいくらでも経験します。そして悩みます。

しかし、選択理論の生き方を学ぶと、「嫌なこと」と思っているのは、単なる私たちの選択でしかなく、「それは私たちが成長するために必要なことと思う選択」をするという生き方もあるというのがわかってきます。

そうなれば、悩み続けるという選択よりも、「どう乗り越えていくかを考えていく」という選択をしていくこともできるようになります。

その繰り返しで、自分を変えていくことで、周りも変わり、そして幸せに生きるということができるようになるのです。

そのやり方を学ぶために、ロールプレイはとても大切な練習と言えます。

今回は2回に分けて、ロールプレイを行い、その中で選択理論的な生き方についてディスカッションをしていきましょう。

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

《記》
テーマ:ロールプレイ実践練習

リード:田中勝悟 (臨床心理士・選択理論心理士)

日程:2017年4月23日(日) 13:30~16:00

場所:神戸市勤労会館 応接会議室(4階)
※ なるべく少人数で密度の濃い学びをしたいので先着10名様までです。

場所
http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/index.html

JR三ノ宮駅東出口下車で徒歩3分、神戸市中央区役所の隣にあります。
9階建てのビルで5階と6階以外が勤労会館になります。

参加費:1000円

参加希望は右のメールフォームからどうぞ。
また、コメントからもご予約が可能です。
posted by 田中勝悟 at 15:43| Comment(0) | 神戸支部研究会案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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