2017年03月27日

責任ある生き方とは?

選択理論では、「責任」の重要性を繰り返し説いています。

責任とは何でしょうか?
グラッサーは「相手の欲求充足を邪魔することなく、自分の欲求を満たすこと
」としています。
要するに「相手の迷惑にならないように、幸せになる方法見つけなさい」という意味合いかと思います。

しかし、この考え方は日本人にはちょっと合わないのではないでしょうか。

そこで日本選択理論心理学会の会長の柿谷正期先生は、
「相手の欲求充足を満たすお手伝いをしながら、自分の欲求を満たすこと」
と定義しました。
要するに「相手が幸せになるお手伝いをしていきながら、自分も幸せになっていく」選択をすることです。

カウンセリングでもそうですが、一人だけで生きていこうとしている人ほど、危なっかしく、ちょっとしたことでメンタルが崩れてしまいやすい傾向にあります。
また、いったん崩れてしまうと、なかなか立て直すことができません。

一方で、誰かと協力して生きていこうとしている人ほど、ちょっとやそっとのことでは崩れない強さを持っているものです。

グラッサーは、「愛と所属の欲求を適切に満たすことの重要さ」を説いています。

選択理論は、自分だけよかったらいいという生き方を推奨してはいません。
周りの人と上手にやっていき、その中で居場所を作り、そこで適切に欲求充足をしていくことが必要であることを説いているのです。

自分勝手=無責任と選択理論では教えています。

誰しもが責任ある生き方ができるようになってきたとき、必ず人間関係は良くなり、世界もよい方向へと向かっていきます。

そのために、責任ある生き方を一人一人が身に着けていくことが必要だと思います。


【スポンサードリンク】
   


posted by 田中勝悟 at 08:00| Comment(0) | 選択理論心理学とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

感情と生理反応は欲求が満たされているかどうかのセンサー

今回の選択理論的雑談は、感情と生理反応の機能についてです。

グラッサーの高弟のウォボルディングというカウンセラーは、「感情と生理反応はセンサーである」と明言しています。

これはどういう意味かというと、感情と生理反応は基本的欲求が満たされているかどうかのセンサーの役割を持っているということです。

基本的欲求が満たされれば快を、満たされなければ不快を感じるようにできています。

例えば、あなたがイライラしている、落ち込んでいるとします。

イライラや落ち込みは、あなたが今の人生で上手くいっていないことを教えてくれるサインです。
(グラッサーは人生のコントロールを失っている状態と言っています)

逆に上手くいっているときには、喜びや幸福を感じます。

具体的な例を出しましょう。
例えば子どもが朝起きて、あなたは「おはよう」と挨拶をします。
あなたは、子どもが「お母さん、おはよう」と返してくれることを期待しています。
しかし、子どもはむすっとした顔で、あなたの挨拶を無視したとします。

その時、あなたはイライラしてしまうでしょう。

これを選択理論的に説明すると、あなたの「子どもが笑顔で挨拶してくれる」という願望(上質世界)を持っています。上質世界は欲求を満たす世界が入っているものです。

しかし、子どもが無視をしたということで、あなたの上質世界にあるイメージとは全く違った状況に直面しています。つまり欲求が全く満たされない状況になったのです。

その時、感情と生理反応が「今、欲求を満たす状況ではないよ」と教えてくれるために、イライラが選択されたのです。

感情と生理反応は、あなたの欲求が満たされているかを教えてくれるサインです。

その時、「どんな欲求が満たされていないか」「私はどんな上質世界を持っていて、どう違ったのか」を振り返ることが大切です。
その上で「どうやれば、自分の上質世界に近い状況に近づけることができるか」「私が持っている上質世界は果たして現実的か」を考えることです。

その上での工夫と改善を重ねることが、セルフコントロールのポイントになります。







【スポンサードリンク】
   


posted by 田中勝悟 at 06:00| Comment(0) | 選択理論心理学とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

創造性:人は常に新しい行動を生み出している

今回は選択理論の基礎概念の最後の概念、「創造性」についてです。

創造性とは新しい行動を生み出すということです。

私たちの脳と体は絶え間なく行動しています。

「まさか?」と思ったあなた、寝ているときに呼吸は止まっていますか?
また休んでいるときであっても、消化器官や心臓は絶え間なく動いているはずです。

私たちは生まれてから死ぬまで行動を続けるようにできています。

そして、新しい行動を生み出すようにもできています。

例えば、困ったときや悩んでいるとき、考え続けていたり、気分転換をしているときに、急に解決策が浮かんできたなんて経験はありませんか?

これは悩んでいるときに絶えず脳が新しい行動を生み出し、整理・再生成を繰り返した結果、ある時「これだ!!」と解決策を生み出した結果です。

反対に、悩み続けているときに、脳がフル回転しすぎると、今度は「体が危ない」と新しい行動を生み出すこともあります。

例えば、急にどっと疲れたり、頭や胃が痛くなったり、心臓の動機が早くなったりします。
これは、体を休ませる必要があると、脳が新しい行動として、頭痛や胃痛などの行動を新しく生み出したためです。

行動には良いものあれば、悪いものあります。

中には好きな人に嫌われたくないあまり、リストカットや強迫性障害のような行動を創造してしまうケースもあります。

職場のストレスやパワハラから自分を守るために、「うつ病」を創造し、選択することもあります。

学校や家庭のストレスから、非行や不登校と言った新しい行動を生み出すこともあります。

これらは人が「もっと良くなりたい」と願い続け結果、新たに生み出された行動であり、創造性に由来するためのものです。

しかし、選択理論心理学では「もっと良い行動があるよ」と教えてくれます。
そして人にはもっと良い行動があれば、それを創造し、選択する可能性も秘めています。

常に人生にチャレンジし続けるヒントが選択理論にはたくさん込められているのです。

【スポンサードリンク】
   


posted by 田中勝悟 at 09:00| Comment(0) | 選択理論心理学とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
google-site-verification: google00eb7532b9e0ae23.html